2016年4月24日日曜日

「アニマルコミュニケーターの手口」犬の気持ちが分かるアネラさんという人が番組に出ているが、この手口って・・・

日曜ファミリア、やっぱり犬も好き!お手上げワンちゃんなんて呼ばせない!・・・にて

犬の気持ちが分かるアニマルコミュニケーターという職業のアネラさんという方

海外でもよくあるこういう手口の詐欺っぽいやつ
いい加減面白半分で、TVの材料にするのはあまりよくないんじゃないかな〜って思います。
真剣であるのであれば、まずは実験で実力を証明するところからTVで始めましょうよ
と言いたい

まぁそれもTV側が工作したら意味がないんですけどね。

今回はその手口(予測)と嘘かどうかの見極め方などについて語りたいと思います


こういうのは飼い主の愛を利用、そして何かにすがりたいそういう現象を信じる方がターゲットというある種絶好のカモである

まず大事なのが相手を受動的にする、もしくは受動的な人が集まるようにすること

言葉でなりなんなり、

今回のTVの場合は言葉や番組協力、出演者の書籍など色々なところから情報を得られる
また、彼女は犬の知識も、病気や治療過程の知識、飼い主がどの場合にどういう言葉をかけるかなど今までの経験などからわかるのであろう

その知識を使って実際は  

飼い主に向けてただのコールドリーディングを行っていると思っていいと思います。

コールドリーディングとは占い師や詐欺師、メンタリストが使う手法で
簡単に1つ例をあげるとしれば、
・相手に抽象的な質問をして相手に思い当たるフシがあるか考えさせて、あたかも自分が言っていることが当たってたかのように錯覚させるようなもの

↑この場合相手が受動的であればあるほど自分に当てはめやすい、

ある研究結果では、スピリチュアル信者は論理的思考の能力が信じない人よりも劣っているという結果がある
まぁ論理的に考えられないほどの不思議を信じるのであればまぁ論理的思考能力が劣っているのは納得できる


話は戻るが今回において、考えられるのは

番組協力、ホットリーディング(事前調査)
対面コールドリーディング、

そして注目点は犬の行動


彼女は犬と会話できるのであろうか?犬の気持ちがテレパシーで分かるのであればテレパシーで会話できるのであろうか?

死んだ犬の写真を見て犬が語りかけているという所から意思の疎通、犬も相手に気持ちが通じているという認識があるのだろう

だとしたらなぜ犬は意思疎通ができる彼女の方を集中して見ないのか?

犬は驚くだろう、意思疎通ができるのだから、
彼女の方を向いて吠えるだろう、テレパシーだけではなく自らの声で
興味深々でしっぽを振って目を離さないだろう、意志が通じるのだから

ここでTVでは実験をしてみてほしい、
嘘を交えて彼女に正解がある質問を投げかけたりするなどの
視聴率が欲しいのは分かるがそういうビジネスはどうかと思う、
犬の知識が有り、治療の過程や飼い主の行動思考パターンが頭に入っていて、相手が受動的であれば騙される確率は高いだろう
そしてほとんどの人には知識がない、疑うすべもない、


だが決定的なのは、犬が彼女自身にすごい興味を持ってないことにある
犬はコントロールできない、
犬自身の行動が彼女が意思疎通が取れていない証明になっていくのではないだろうか、
これは元々詐欺師(仮)が飼い主を騙す手口だということにおいての欠点でもある
犬は騙せないので、犬との意思の疎通において犬の意思と犬の行動の不一致が弱点であると思う

まぁ犬が元々元気だったら意思疎通が取れて嬉しい!!なんて捉え方ができるかもしれませんがね・・・

最近のTVは科学的に証明されたものではありません、
という事を最後らへんに言えばいいと思っているのだろうか?

なんでも面白おかしくするのではなく、ちゃんと実証も兼ねて紹介するのがいいのではないだろうか?
特にこの場合飼い主が愛犬などを失っている場合が多いだろうから、
面白くなくなるので規制もどうかと思うがちゃんとしたラインを考えて欲しいものである


このブログを見た人がおもしろいと感じてくれれば嬉しいです。